部活動の引退と学祭で作ったゲーム
なんとなく記事が書きたくなったので、書きます。
つい先日行われた名古屋工業大学の工大祭で、僕が所属していたコンピュータ倶楽部NITMicは、毎年恒例のゲームセンターブースを展示しました。
ゲームセンターブースでは、コンピュータクラブの部員が作ったゲームを展示し、実際にお客さんに来ていただいて遊んでもらい、フィードバックを頂く、と言ったことを行っています。
個人的に、うちの部活で最も大事にしている(少なくとも僕は)イベントで、毎年たくさんの面白いゲームが出来ています。
今年は、全部で20を超えるゲームが作られました!
その中で僕は、BalloonCoins!という2~4人対戦のゲームを作りました。
このゲームは、ごくごく単純で、空中に散らばるコインを自分のキャラクターを操作しながら集めて、一番多く集めた人の勝ち!というルールです。
ゲーム的な要素としては、まず、操作が風船の浮上とキャラの移動しかないため操作感が独特であるという点があります。
あとは、相手の上からぶつかることで相手の風船を割ると同時にコインを落とさせ、奪うことができるという点があります。
僕がこのゲームを思いついたときに一番重視したかったのが二つ目の奪い合いという点でした。
結果的に、工大祭のアンケートで、いい感じに友情が破壊できそうなゲームでした。とかコイン無視してお互い倒し合っていた。と言った感想が貰えたので、それなりに達成できたのかなと思います。
さて、僕達3年生は今年の学祭でコンピュータ倶楽部は引退となってしまうので、このBalloonCoins!が最後の作品であったわけです。
その割に、ゲーム自体ものすごく単純で、作ること自体もそこまで難しそうでなかったため、単純だねとか、3年のくせに作ってるもの簡単そうとか思われたかもしれません。
ただ、僕は1,2年次の学祭での経験から出来る限り多くの人に遊んでもらいたかったら、
なるべく単純で、かつ、多人数で遊べるようなものが良いことを学んでいたので、今回はこのようなゲームを作りました。
学祭では、毎年お客さんからのアンケートを集計して、人気ゲームトップ3が発表されます。
結果的に、僕のゲームは今年も3位以内にランクインすることはできませんでした。
また、今年の1位はぼうバトという、2人プレイの格闘ゲームでした。
これはものすごいことで、基本的にうちの部活のアンケートは4人組のお客さんなら4人ひとりひとりに書いてもらうため、例年1~3位は4人プレイ用のゲームが占めていました。
また、格闘ゲームというプレイする敷居が高めのゲームで1位ということが偉業でした。
ただ、部内でのデバッグ期間でも最も遊ばれていたゲームはぼうバトで、僕もとてもおもしろいと思っていました。
なんにしても、また負けてしまった上に、自分が考えていた学祭で勝つためにはこういうゲームでないといけない!という前提が覆されてしまったため、とても悔しかったのと同時に、改めて面白いゲームを作る、お客さんに楽しんでもらえるものを作ることの難しさを感じました。
ぼうバトは、製作者も言っていましたが、初心者はガチャプレイでも楽しめて、上級者は極めることができるゲームでした。
インターン中のゲーム制作でも、上手い人と下手な人の差が出る部分は大事だということは言われて、学んでいたので、それをしっかりと表現してるのがぼうバトなのかな、と思いました。
部活動も引退になり、以前にも増してさらに自由な時間が増えたので、今後は後輩に対して技術を教えていったり、自分で自信を持って面白いと言えるゲームを作れるように日々技術力と、アイデア力を磨いていきたいです。
久しぶりに文章書いたらめちゃくちゃまとまりなくなってしまった上にものすごく時間がかかってしまった…
結局何が言いたかったかというと、面白いゲーム作るのは難しい!でも楽しい!それだけです。