コンピュータ倶楽部NITMicの活動
NITMic Advent Calendar 2017 3日目担当のsigumaです。
今年からAdvent CalendarをやってみようとOBで勝手に盛り上がり、勝手に作りました。
1日目のマホウさんも言っていますが、NITMicのエンジニアだけでなく他の役職であるコンポーザー、デザイナーの方々も参加できるように、QiitaではなくAdventerでやっています。
今日はそんなコンピュータ倶楽部NITMicの活動について書こうと思います。
コンピュータ倶楽部NITMicとは
名古屋工業大学にある部活で、主にゲーム制作を中心に創作に興味のある学生が集まって、作品の制作に取り組んでいます。
コンピュータ倶楽部には、役職という制度があり、入部時に3つの役職に別れます。
役職は、プログラミングを行うエンジニア、2d,3d問わず絵素材を作るデザイナー、SE,BGMなどの音素材を作るコンポーザーがあります。
その中で、ゲームの企画案のある人が企画書を出し、その企画に対して参加したい各役職の人が集まってゲーム制作を行っています。
どれくらい歴史があるのかは僕達もよく知りませんが、部室の物置からC43のカタログが発見されたりするので、かなり昔からある部活ではあるようです。
1年の流れ
ここから、NITMicの1年間の活動を軽く紹介します。
4月
主に新入生勧誘を行います。
部室へ見学に来てくれた人には、昨年制作したゲームをプレイしてもらったりします。
最近はエンジニアの希望人数が非常に多いため、入部試験を行ったりもしています。
とはいっても、プログラミング経験者は毎年一人いるかいないかなので、やる気さえあれば大丈夫です。
5月 ~ 8月
各役職で、新入生に今後の活動に必要な知識について講座を行ったりした後に、さっそくゲーム開発に取り掛かります。
この時期は、日本ゲーム大賞に提出するためのゲームを企画から制作まで行います。
日本ゲーム大賞への応募は一昨年から初めたのですが、未だ誰も受賞には至っていないのでこの先部活から受賞者が出たらとってもうれしいです。
9月
夏休みですが、次のイベントである、名古屋工業大学の学祭でゲームセンターブースに展示するための作品の企画を始めます。
10月~11月
部内では一番大きなイベントである(と僕は思っている)、名古屋工業大学の学祭に向けて制作物を完成させ、展示を行います。
うちの部活のブースでは例年、制作したゲームを学祭に来てくださったお客さんにプレイしてもらいます。
自分の作ったゲームを全く知らない方々に目の前でプレイしてもらえるという機会は本当に貴重だと思います。
また、例年アンケートを取り、人気ゲームがランキング形式で最後に発表されるので部員もバチバチ頑張ります。
学祭が終わると世代交代で、部長やその他役職(エンジニア、デザイナー、コンポーザーのリーダーなど)が後輩に託されます。
色んな思いがこみ上げてきて引退のときには泣きます。
12月 ~ 2月
この時期はイベントも特にないので、各々で制作に対する知識を蓄え、共有し合ったりしています。
今年も、勉強会が行われるようです。
3月
春休みなので、部内ゲームジャムを行っています。
2日間で、ゲームを完成させます。
短い時間でゲームを作る経験の中でも得るものはたくさんあると思うので行っているのだと思います。
その他の活動
名工大ハッカソン
HAL名古屋、トライデント名古屋と合同で1dayのハッカソンを行っています。
他の学校の人とチームを組んだりして、技術力の差を思い知り、さらに開発を頑張ろうという気持ちになります。
学校も学年も混同でチームを作られるので、大変良い交流の機会だと思います。
講座
部員同士で、制作に対する知見の共有を行っています。
エンジニアだと、Gitの講座やUnityの講座などを行っています。
ゲーム
みんなゲームが大好きです。ボードゲームも大好きです。TRPGも大好きです。
部内で使われる技術
エンジニア
新入生は、C,C++から始めます。
C++では、Siv3Dという優れたライブラリがあるので、こちらを利用して開発を行います。
C++でゲーム開発の基礎を学んだあとは、DirectX11, cocos2dx, Unity, UnrealEngine等好きな環境で開発を行うようになります。
デザイナー
3dモデリングはBlenderで行っています。
2dに関しては、記憶に無いです。すみません。
コンポーザー
CubaseとかFLStudioとかだと思います。
僕はエンジニアなのでしっかりとはわかりません…すみません…
まとめ
文字ばっかりな上に長くなってしまいましたが、こんな感じです。
僕は今のところ人生で一番楽しかったのが、この部活動で過ごした3年間なので、是非おすすめしたいです。
後輩たちは、このまま良い伝統を続けつつ、さらに良くする何かを企画していってくれればなと思います。